季節の病気・予防接種はOKどうぶつ病院

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お知らせ

2016/09/21
トピックス1

心臓病の咳に注意!!!

 

心臓病の持病があるワンちゃんは、そろそろ秋のおとずれを感じる、季節の変わり目のこの時期は、日中と夜間の温度差により咳が悪化する傾向にあります。特に夜から明け方に多い様です。

 

なるべく夜は適度に暖かくして、お過ごし下さい。ただし温め過ぎは良くないです。

 

あとは水分、塩分の取り過ぎと興奮させない事、疲れさせない事が大切です。

 

薬を飲んでるワンちゃんは欠かさずに、まだ飲んでないワンちゃんは早い段階から始める事をお勧めします。

 

何となく最近散歩が短くなった、ゆっくり歩く、すぐ息が上がってしまうなどのワンちゃんはいませんか?

 

心臓は命に係わる最重要な場所ですし、寿命にも影響します。また初期~中期ぐらいまでは症状に表れない場合が多いいですので、早期発見が大切です。

 

5歳になったら年1回の定期検査をお勧めします。


2015/01/22
室内は危険がいっぱい!!!

室内で飼う犬や猫が多くなった最近の事情を反映しているのか、異物の誤食、誤飲がよく見られます。

 

室内で飼う犬や猫が多くなった最近の事情を反映しているのか、異物の誤食、誤飲がよく見られます。

 

お子さんがいる家庭では、小さなおもちゃ、においが良い消しゴムなど多いですね。

 

またたこ糸のようなヒモ類は、腸にからまり、腸閉そくをおこします。縫い針も胃腸に刺さってあぶないです。

 

さらに人のために処方された薬は、小さな犬・猫では毒物になる事も多々あります。

 

また見方を変えると、飼い主さんにとって非常に大事なものをかじられたら、怒り爆発ですよね。

 

この様に、危険なもの、大事なものはきっちり管理し、常に注意をはらう事が、お互いの幸せのために大切です。特に何でも食べちゃうくせがある犬・猫は要注意です。


2014/03/13
歯のお話

人間、動物ともに生きていくためには、食べなければなりません。そのための組織として、歯はとても大切です。歯を失うとおいしく食べれませんよね。またかたい物も食べれませんよね。それだけでも食べる事に関して気持ちが半減しちゃいますよね。また人間は口元に注目が集まるので美的観点からも重要です。一生自分の歯でいたいですよね。

 

動物にとって歯は、やはり食べる事の意義が大きいでしょう。また数本失ってもそれ程影響はないようで す。 しかし、多くを失うとある程度の制約が見られます。特に前の方の大きな歯、いわゆる犬歯を失うと舌の収まりが悪くなり、常に外側に出ている状態で、人間で言うところの美的観点が損なわれます。あとは虫歯はそれほど多くないですが、歯のよごれ、いわゆる歯垢(しこう)、歯石(しせき)による口内環境の悪化はよく見られます。口臭は飼い主さんにとって一番気になる症状のようです。また歯肉炎、歯槽膿漏になると動物は不快な状態になり、口内の痛み、食欲不振など 症状を示すようになります。他の全身の病気の原因になる場合もあります。

 

病院では口内環境の回復のために、歯のよごれの除去(超音波スケーリング)、歯肉、歯周ポケットへのお薬塗布、消毒また必要なら抗生剤、消炎剤、鎮痛剤等の投与、処方も行います。またあまりにもぐらついてる歯に関しては抜歯を行います。

 

またその様にして口内が現状回復したら、その後の歯のお手入れが大事になってきます。何もしなければまた歯がよごれてきます。半年もすればまた同じになっ てしまうでしょう。歯ブラシ、口内スプレーなどいろいろ良い物があります。まあ人間ほどきっちりできないので、いづれはまたよごれてきますが、その時は早めに処置をお勧めしています。今は歯のよごれが付きにくいごはんもありますよ。

 

いずれにしても歯は健康の一つのバロメーターと言えるでしょう。いくらかわいがっているからと言って一見きれいにしていても、歯がよごれて、口臭がひどい動物を見ると・・・?  お考えあれ。


2010/02/04
エッセイ

“狂犬病の注射ってほんとに必要なの?”

 

犬の飼い主なら大概おわかりだと思いますが、狂犬病とはラブドウイルスというウイルスが病原体となり脳・神経がおかされる人畜共通の伝染病で犬はもちろん、人そして猫その他ほとんどのほ乳類が感染します。感染して発病すればほぼ100%死亡します。人間中心の世の中ですので、一番身近な動物の犬(もちろん感染犬)に咬まれる事による人への感染が一番の問題です。そのために生後91日以上の犬は大型犬、 小型犬関係なく年1回の注射が義務づけられています。違反すると罰せられます。我が国では1957年以降発生していません。と少しばかり小難しいお話をしましたが、ここからが本題です。まあ確かにきっちり注射をうけている犬が多いのは事実です。しかし、実際の接種率は確か50%ぐらい?では。いわゆる室内で飼っている犬があまり受けてないのでしょうか。飼い主いわく「あまり外いかないし、他の犬と会わないから」。確かに感染する機会は少ないでしょうが、ウイルスの事です。いつ、どこで、どうなるか保障はないです。また、現在日本では発生していないのは真に良い事ですが、逆にそれが飼い主の意識の低下につな がっていると思います。

 

世界的に見ると、発生のないのは日本をはじめイギリス、ノルウエィ、スウェーデン、オーストラリア、ニュージーランドぐ ら いでほとんどの国で発生しています。そして多くの人が感染して亡くなっています。我が国において発生がないのは、狂犬病予防注射の義務化による努力(前述 したように近年の接種率の低下はありますが)と島国であるので、野生のほ乳類の行き来がないと言う利点(コウモリなどは飛んできますが)と犬の放し飼い禁止(勝手に散歩させてる飼い主はいますが)と検疫などによる所が大きいと思います。今年においても中国ではかなりの人が犬に咬まれ、亡くなっています。そのためにある地域では5万匹の犬が殺処分されたり、発生地域の半径5キロ以内にいる犬が全て処分されたりしています。このような事は近隣諸国でも日常にあるようです。皆様も海外に行く時は、その国の状況をよく調べ、やたら犬に触れないなど注意して下さい。

 

近年ロシアの貨物船に、犬が船員とともに 乗り込んでるケースが多い様で、日本の港では警戒してるみたいです。また珍しい動物を飼いたがる一部のマニアのために、あやしい業者による密輸も多いようです。その様ないろいろな事情もあり、もしも一度狂犬病ウイルスが日本に入ったら、今の犬の接種率からするとかなり広がる可能性があり人の被害も甚大になると思われます。当然犬など飼っている場合でなくなり、我々獣医の商売も悲しいかな犬の処分だけになるかもしれません。

 

どうかこのような事態がこない様に、犬の飼い主さんは狂犬病の予防注射を社会のモラルとして受けて下さるようお願いします。


2011/07/16
診察日記

”焼き鳥~くし付き食べちゃったワンちゃん”

 

久々に診ました。くしごと焼き鳥を食べてしまったワンちゃんです。10年以上前には何回か診察して、手術しましたが、最近は飼い主さんも気をつけてほとんど見かけなくなりました。たまにいたずらで、細かいものを飲み込んでしまった子は見かけますが、すぐに吐かせて済む場合がほとんどです。

 

くしの場合はたちが悪く、胃とかの粘膜を傷つけたり、つきささってしまう事が多く、吐かせる事も出来ないし、当然便とともに出てくる可能性も低いので、すぐに手術で摘出する事になります。

 

今回のワンちゃんもすぐに来院され、その日のうちに手術で無事摘出しました。

 

自分の経験では胃の前の食道をつき破り、運よく胸の肺と肺のすきまを通り、肋骨の間からくしが出てきた子もいました。肺にささっていたらと思うとぞっとします。

 

この様に先端が尖ったものは非常に危険です。海に散歩に行かれるワンちゃんは、釣り針にも気をつけて下さい。

 

また焼き鳥を食べさせてしまうのもどうかと思いますが、せめてくしからはずして下さい。ちなみにネギの中毒もあるので、焼き鳥はよくよく考えてくださいね。


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